和気あいあいちゃん

女子大生の日記

アイキャンフライ。


丁度一週間前に100のリストにも書いたバンジージャンプをやってきた。日本一のバンジージャンプ、高さ100メートル。一昨日韓国から帰国したばかりだった私は、100メートル、いけんじゃね?余裕じゃね?と余裕ぶっこいてた。けれど、前夜に 高層ビル26階の高さです というブログを見て一気にプレッシャーが跳ね上がった。
あれ?100メートルと高層ビル26階って同じ高さじゃなくない?100メートルってマンション6階分とかじゃないの?とドキドキしながらも、私は当日の早朝、友人との待ち合わせ場所に30分早く着いた。

そこから車で2時間移動し、とうとう今回の会場である茨城の竜神大橋に着いた。生で見たら凄い。あり得ないくらい高い。

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この写真じゃ底が見えないから伝わらないが、もっと高い。一緒に行った男性陣は、生命の危機を感じると精子出したくなるって本当だなと騒いでた。その場に一緒にいたのに、私だけその性欲を感じられなかったのが残念だった。来世は男に生まれてみたいかもしれない。


体重順やらなんやらで、私が最後に飛ぶことになったのだけど、いざ飛び降り場を目の前にするとむちゃくちゃ怖い。よく見たらスタッフみんな外国人だ。そりゃそうだここクレイジーだ、なんで100メートルの高さで仕事すんだ、さっきまで私車の中で大声でポールマッカートニーと歌っていたのにと私は100メートルの高さを前に完全にビビっていた。正直、尿意さえ湧いた。

しかし慣れというものはすごいもので、友人の動画を撮っているうちに、こいつより絶対うまく飛べる。私は足を伸ばして鳥のように飛ぶ。とイメトレし始めた。意外と高さもそこまでではない、気がすると。

そうこうしている間に、私の番になった。

怖い。空気の圧迫感が凄い。ちょっと下見たら、景色が壮観過ぎる。柵があるのと無いのじゃ怖さが全然違うなあと冷静に思った。とんでもなく飛びたくなかったけど、タイミングを逃して周りから応援されるのも嫌で、それなら華麗に飛んでやる!と思ってスタッフさんのかけ声で飛び降りた。落ちた瞬間に気付いた。怖い時って筋肉が硬直してるんだね。足が伸びなかった。
普通頭から落ちないといけないけど、脚が硬直してて飛べなかった私は、足元からヒュゥゥゥゥンって落ちた。

死ぬかと思った。途中の空気抵抗でようやく頭と脚が同じ高さになった時から、ようやく視界が開いた。何が見えてるのかよくわからなかったけど、すっごい気持ちよかった。落ちている間は本当は3秒くらいらしいけど、30秒以上には感じた。飛び降り自殺もあんな感じなのかな。だったら意外と落ちる寸前は、アドレナリンで幸せなんだろうか。

それからうんたらかんたらして上に上がって、友人と合流して、写真を撮っておわった。思い出しながら書いていたら、何が何だかわからなくなったが、凄い楽しかったことだけは覚えている。


  • 人生は楽しんだもの勝ち
  • 怖いことこそやってみるべき
  • 言うのは簡単でも実行は勇気がいる
この3点が今回のバンジージャンプで学んだことである。あと帰りに寄った場違いなうなぎ屋さんで、バンジージャンプよりドキドキしたことにはビックリだった。

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